Classi(クラッシー)へのログインができない場合どうすればよいのか。
2020年4月14日8時現在、教育支援プラットフォームである「Classi(クラッシー)」にログインできないという問題が生じています。
Classi(クラッシー)とは
便利で近未来的な要素を含むClassi(クラッシー)ですが、現在、高校生がログインできないという問題に至っております。昨今のコロナウイルス感染拡大に伴う、教育現場の急速なネット活用によって、高校生はClassi(クラッシー)を使わざるを得ない状況です。
中には、「休校中の課題として、成績に反映させる」など、非常に重大なポジションに位置している場合もあります。さらにこの話には盲点があり、「先生側はログインできている」ということです。先生側は生徒から報告を受けない限り、課題の配信や提出確認をすることができます。
今回はその問題について、詳細や対処法を解説して参ります。
第三者による不正アクセスについて
概要
Classi(クラッシー)は、2020年4月5日(日)夕方ごろから、外部の攻撃者により不正アクセスが行われていました。外部の専門会社などの依頼をし、4月11日にこの不正アクセスによる閲覧内容や情報、そして範囲を確定することができたとのことです。
期間は2時間程度(4月5日14時5分~16時19分)です。
不正アクセスによる被害状況
不正アクセスによる被害状況は下記の通りです。
①ID
②パスワードを暗号化した文字列
(2千人に及ぶ)
③教員が任意で記入した紹介文
これらが閲覧された可能性があります。
Classi(クラッシー)の対応
こういった状況ということもあり、早急な対応として、利用者に「パスワードの変更」を呼びかけています。さらに、利用する生徒・保護者・先生に向けて相談窓口を開設しました。本日(14日)から平日は午前8時~午後7時、土曜日は午前8時から午後5時まで受け付けることができるそうです。
- Classi(クラッシー)相談窓口
- 平日: 8:00~19:00
土曜: 8:00~17:00TEL 0120-011-309
なぜ現在繋がりづらいの?
不正アクセスによる対応は、終息してきています。しかし、現在もなおClassi(クラッシー)につながらないという高校生が続出しているのです。それはなぜでしょうか。
その原因として考えられるのが、「アクセス集中」によるものです。休校宣言がされてから、はや1カ月以上が経ち、学校側は生徒の学力維持のために、ありとあらゆる手段を模索しています。
しかし、いきなりのことで準備ができていないこともあり、Classi(クラッシー)を導入しているほぼ全ての学校は、この活用に徹している最中です。
こうなれば当然、今までになかったアクセス数になってしまいます。さらに、動画などの重たいコンテンツや、ファイルの添付がサーバーへの負担を重くしていると考えられます。
いつまで繋がりづらいの?
私も何度か試していますが、生徒側からだとなかなか入りづらい状況が続いております。先生側からですと、スムーズに入ることができる時もあるのですが、、、
正直にいつまでかは申し上げられませんが、この状況は今に始まったことではなく、1週間以上前から続いております。Classi(クラッシー)サイドの対応発信などを考えても、まだまだつながりづらいことに変わりはないでしょう。
休校中の課題はどうすれば良いの?
Classi(クラッシー)を導入しているほぼ全ての学校の生徒の皆さんは、この問題に悩まされていると思います。
Classi(クラッシー)側も「全力で対応する」と頑張ってはくれていますが、ただ対応を待っているだけでは、無駄に時間を過ごしてしまいますね。そのため、下記の手順で対処することを推奨します。
【対処法】
①学校に連絡
まずは学校に一言連絡を入れてください。先ほども述べましたが、先生側のログインだと案外簡単に繋がってしまうことがあります。つまり、高校生の皆さんから連絡をもらわないと、先生は入れた気になって、どんどん課題を配信する可能性があるということです。
この相互の認識を共通にするためにも、「つながりにくい状況です。課題に取り組めないのですが、どうすれば良いでしょうか」と電話をいれましょう!
特に高校三年生にとって、この時期はとても大切です。大学受験を目指すなら、この休校期間如何に効率的に学習するかが鍵となってきます。Classi(クラッシー)につながらないからといって、そこに労力を割いている暇はありません。先生に聞いてすぐに返答が返ってこなかったら、電話した時間と内容をメモ書きにしておき、すぐ受験勉強に取り組みましょう。
このメモ書きは、証拠として保管しておくことがポイントです。万が一課題が終わらなかった場合でも、その証拠を見せて、「時間と量」に対する疑問を、先生に投げかけることができます。また、連絡したことで寛大な措置をとってくれる場合もあります。
②ネット環境を変える
インターネットの環境を変えてみましょう。例えば、家のWi-Fiを一度切ってみたり、電源を切ってみたりすることです。Classi(クラッシー)につながりづらい状況ではありますが、つながらないという訳ではありません。もしかしたら、端末の問題が原因かもしれませんので、一度試してみるのも良いかと思います。
③ブラウザ版で試す
これは先生側のログインでよくあることなのですが、ブラウザ版で試すと簡単につながることができたりします。たまたまなのかどうなのか分かりませんが、試してみる価値はあると思います。
Classi(クラッシー)公式サイトはこちらです!
まとめ
他にも「高校生側にプッシュ通知が来ない」という情報が入ってきております。その原因については、Classi(クラッシー)側に訪ねて、再度こちらに記載していこうと思います。
高校生の皆さんにとって、とても大事な時期がこのような事態になってしまっていることに、心もとなさを感じています。
少しでも協力できることを考え、こちらに情報を発信するよう努めて参ります。
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