【必見】意見文/論説文の違いと書き方

 

意見文と論説文の違いって?

 

 

今回は、意見文と論説文の書き方について説明していきたいと思います。

「そもそも論説文と意見文って何?」
「どう違うの?」

と思われる方が多いと思うので、下記に辞書的な意味を載せておきます。

意見文
・ある問題に対する主張・考え。心に思うところの文章。

論説文
・物事の是非を論じた文章。
 

この二つを比較してみるとこのような違いが分かります。


「主観的か客観的か」

意見文とは、ある物事の是非を論じたり解説したりする文章こと。問題に対して、自分が思った通りに意見をする文章のことです。一方で論説文は、その問題に対する意見を論理的なものにしなければなりません。

上で述べた通り、主観的な内容か客観的な内容かが違いを明確にしてくれます。

 

 

意見文の書き方

 

 

最初に、意見文の書き方をご紹介します。構成は下記の通りです。

意見文の構成

 

①事実→②意見→③理由→④まとめ


このように構成をしていきます。
例えば、日本の高齢化社会の問題に対する意見文だった場合。

「現在日本では、高齢化社会が大きな問題となっている。」

という風に、意見の元となる「事実」をそのまま冒頭に記入していきます。次にそれに対する自分の意見を記入します。

「高齢化社会を改善するために、今後都市集中型の人口構造を、見直すべきである。」

などです。その事実(問題)に対する意見を述べるだけです。なおこの時のポイントは、「意見をより実現可能な内容」にすることです。意見文は、相手に「納得」してもらい、「理解」を促すことが前提です。次に理由を示していきます。

「日本の人口が都市に集中していることは、地方との人口比較をすれば明白である。その上で、なぜ人口を都市集中型にすると高齢化の改善に繋がらないのか。」

などです。理由はできるだけ、詳しく記入していきましょう。一つの理由に言及できなければ、最初に「理由は二つあります」などのパターンを使用してかまいません。次は最後のまとめです。

「日本の社会情勢は今危機的状況にある。高齢化社会を長い目で見直した時、国は今やるべきことは、こういったことなのではないだろうか。」

など。一番初めに述べたことの繰り返しのようなこと述べます。この場合「こういったこと」が最初の「都市集中型の人口構造の見直し」に当てはまります。これは意見文のみならずで、全ての文章に使用することができるテクニックです。

最初と最後で主張を繰り返すことえ、自らの主張がぶれていないことの確認にもなりますし、読み手が納得しやすい文章を作ることができます。

意見文の作り方は以上です。次に論説文の作り方を見ていきましょう!

 

 

論説文の書き方

 

 

ここからは論説文の説明をしていきます。

今回の章では、難解なテクニックは教えません。あくまですぐに取り組めるテクニックになります。実は、論説文でも「意見文」と書き方はほぼ同じで大丈夫です。

しかし、1つだけ要素を付け加える必要があります。下記に「論説文」の文章構成を記します。

 

論説文の構成

 

①事実→②意見→③理由→④考えらえる反論の否定→⑤まとめ

 

どうですか?1つの要素が増えましたね!

意見文の構成にプラス要素として、「考えられる反論の否定」が加わりました。ではなぜ、この要素を加えたのでしょうか。

理由は、「より文章を客観的なものにするため」です。論理的というのは、言葉の通り、「ものごとの筋道が通っている」ことを意味します。文章を客観的にするというのは、一般的な意見を取り入れている証拠であると同時に、自分だけの意見ではないことを主張しなければなりません。

ここでは、「反論」という一般的に考えられる内容をあえてもってくることによって、文章全体を一般化するテクニックを使います。先ほどの高齢化社会の例で例えると。

「一方で、地方分散型の人口構造にすると、都市が弱体化し、一時的に日本の経済が滞るのではないかという問題が考えられる。しかし、高齢化という一つの問題に絞って解決策を考えるのであれば、消滅流転を繰り返す私たち人間にとって、一時的なものよりも、長期的な目線で解決策を考えていかなけれなならない。」

こんな感じです。一般的に考えられる反論を否定し、文章を客観化するとともに、否定によって自らの主張の真実性を上昇させる。とても有効なテクニックであり、誰でも少し練習すれば書けるようになる簡単なものです。

論説文はこのテクニックを使うことで誰でも簡単に書けてしまいます。

 

また、文章を論理的に書くためには「接続詞の使用」が非常に大切になってきますので、是非こちらの記事も参考にして頂ければと思います。

 

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まとめ

 

どうでしたか?
「意見文」と「論説文」の違いは、

「主観的か客観的か」

文章構造の中から、その違いを説明してきました。普段生活をしていて、何かを説明したい時など、「論理的な内容」にしたければ、このテクニックを話しの最中に使用することも可能です♪

きっと周りの方々は「納得」をし「理解」するでしょう。言葉を通して、皆さんの人生が豊かになれば恩幸これに過ぎたるはなし。

文章検定などでも、最終問題にこのような出題がありますので、受検予定の方などは是非参考にしてもらいたいと思います。

 

また、これから小論文を勉強しようとして皆さんにはこちらの本をおすすめします。

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