【小論文の書き方極意】結論の書き方

結論の書き方はシンプルに!

ここでは、小論文における結論の書き方について解説をしていきたいと思います。

序論の書き出し方同様に、この結論部分の書き方について、疑問を持っている方が多くいるように思われます。

 

「小論文の書き出しのコツ」については、こちらの記事をご覧下さい♪↓↓↓

 

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よくよく教え子からは、

 

「結論の書き方が分からない」

「どう締めくくれば良いの?」

「初めと終わりで同じことを言うのはちょっとナンセンスな気がする」

 

など、沢山の声を聞いてきました。

実際に私もまだ中学生・高校生だった時は、この結論部分に躓いた記憶があります。。。

 

初めに申し上げますと、結論部分は日常生活における「締めの挨拶」です。

例えば、会社などが忘年会を行う意味は「年を忘れ、素晴らしい新年を迎えよう」です。こういった意味が初めからある限り、ここでの締めの挨拶は、「年を忘れ、素晴らしい新年を迎えよう」ということになります。もちろん、「どういった新年を迎えたいのか」「どのように会社を育てていくのか」など、具体性の部分は変わってきますが、抽象的な意味は同じです。

他にも、高校生生活最後に行く卒業旅行では、「場所は違えど、これからも宜しく」という気持ちを、最大の思い出作りの中で、友人に伝えるのかもしれません。そうした場合、この旅行の締めの挨拶は、「場所は違えど、これからも宜しく」であって、他ではない。

 

つまり、小論文において、言いたいことが決まっている以上、最後に述べる言葉は必然的に決定してしまいます。

展開の最終で意味内容が変わってきてしまっても構わない「随筆」のようなものでしたら、この考えが打ち砕かれるかもしれませんが、「小論文」は、論証内容が自分の主張に基づいてなければならないので、最初に述べた主張と最後に述べる結論に相違があってはいけません。

 

だから、小論文において、最初と最後は同じになるという書き方は正しいのです。

決してナンセンスではありません。

結論と字数制限の関係

よく本を読む人は、結論部分で最初と同じ内容を述べることに違和感を覚えるかと思います。それは、美しい文章表現に言語感覚が慣れてしまっているだけにすぎません。特に小説を読み人にありがちなのですが、わざと結論部分に「蛇足」などをつけて、今まで述べてきた主張を曖昧にさせるようなことがあります。実はこれ、最もやってはならない書き方です。

事実ベースでお伝えすると、一昨年私が教えており、某大学に進学した生徒にもこんな傾向が見られました。私が

「制限時間60分で、このテーマについてあなたの意見を800字以内で述べましょう。」

と言うと、彼は何か難しそうな顔をしながら

「頑張ります。」

といって書き始めました。時計の針が頂点を捉えたとき「止め」と伝え、解答の原稿用紙を受け取ります。しかし、そこには私が求めている答えがありませんでした。正確に言えば、答えが無いというより、「あったものがなくなった」という感じです。そのあったものがなくなったのには訳があって、原因は結論部分で余計な要素を入れこんでしまったからです。

その時私は

「結論部分に迷いが見えるんだけど、どうしてこうなった?展開部分で自分の意見が増えてきちゃったから、訳がわからなくなったとか?」

と聞きました。すると彼は、

「もちろんそれもありますが、そもそも60分で800字書くことができなくて、結論部分でほかの解釈なんかも紹介すれば字数を稼ぐことができると思ったんです。」

と返事をしました。

 

このように、意外と結論部分を長めに述べるという誤った考え方で小論文を書いている人が多いかと思います。

しかし、小論文においてどんなに文字数が多くても、結論部分は簡潔であり、自分が述べてきた主張が変わってはいけません。

したがって、小論文は

 

「以上見てきたように、私はこの問題に対して~のように考える。」

 

これだけで大丈夫です。「~」のところには、最初に述べた主張を入れても良いし、他の言葉に変えたいなら、意味内容が異ならない程度に変えても構いません。

ここで大切なのは、「ダラダラとした文章にならない」ことです。

 

もし、字数が多くてこのような方法を実践している方がいたら、すぐに方向修正しましょう。字数が多く必要な構成部分は『本論』です。本論は「意見の根拠」を述べる箇所ですから、小論文にとって、最も重要な位置づけです。

ここに文字数を多く持っていけるよう、日々書きながら練習していくことが大切です。

文章を書いている途中にどうしても文字数の増減がしたい場合は、こちらの記事をご参考にしてください☆↓↓↓

 

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また、このような内容を理解するためにはこちらの参考書オススメです♪

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蛇足や弁解、感動表現はいらない

先ほども述べましたが、小論文の結論に「蛇足」「弁解」「感動表現」は必要ありません。

 

蛇足とは

・余計なつけたし。
弁解とは

・言いわけをすること。

 

これはかえって、今までの主張を台無しにしてしまう危険性すら持っています。

述べなければならない内容は、全て展開(本論)部分で述べたはずです。これ以上新しい展開を繰り返すことは命取りですね。

 

結論を書く時の意識

 

結論部分を書く意識としては、「意思表明」「目標選定」などを排除し、自分が今まで述べてきた内容をまとめることだけに集中することが大事です。また、再度「問題提起」を述べてしまう人も多いですが、これもマイナスになるだけなのでやめましょう。「これは、~ではないだろうか。」など書いてしまうことにより、書き手としては読者に何かを感じとってもらいたいだけかもしれませんが、小論文は相手に自分の意見を明確に伝えることが最大の要素なので、必要ありません。

 

感動表現と社会性

 

感動表現と書きましたが、これは

「このテーマを考えることがソサエティ5.0の世界を生き抜くきっかけとなるだろう。」

のような、自分の感動をあたかも社会性のあるものに変えてしまう書き方です。

これは、本当に気をつけて下さい。何の脈略もない社会性要素を、テーマによる感動と繋ぎ合わせることは、採点者を悩ます結果となります。繋がっていればよいとは思いますが、なるべく感動と社会性を繋げるのは好ましくないように思います。

 

こちらの記事は、小論文作成におけるタブーをまとめた記事です。ご参考までに是非!♪

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まとめ

いかがでしたか?

今回は意外と躓きやすい小論文の結論部分に注目して記事を書きました。

最初にも書いてありますが、小論文における結論は「Simple is best!!」に限ります。

だって、本当に良い小論文は本論が素晴らしいから、結論でマスが沢山余ってしまうこともないし、逆に800字しかないと思うくらいだからです。

もし、この結論のシンプルさに疑問を感じるなら、1度「400字以内で同じ内容を書いてみるべき」です。結論をダラダラ述べている場合ではないことに気付くはずです。

結論部分はとにかく

「以上述べたとおり私は○○を~だと考える。」


「上記で述べたとおり、私は○○を~だと考える。」

 

など、シンプルで大丈夫です!

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