【小論文トレンドテーマ】SNSと権威の関係性について

SNS

既成の権威を揺るがすSNS

小論文テーマ対策として、今回は「SNSが既成の権威を揺るがす」というテーマでお話をしていきます。

近年世の中に様々な問題をもたらしている「SNS」ですが、モラルや共同意識の低下につながってくる内容だと思いますので、ぜひそちらの方にも視点を向けて読んでほしいと思います。

現代の情報源

ここ最近、情報過多の偏り方が著しく、誰に話を聞いてもその情報源は「Twitter」や「YouTube」

「ねぇ聞いて、ユーチューバーの誰々がこんなこと言ってたんだよ。」

「へぇ、そうなんだ。じゃあやってみようか!」

「Twitterで美味しいって話題のお店だよ」

「なにそれ」

「しかもめちゃくちゃ並んでいるらしい」

「面白そう!今度の日曜日行ってみようか!」

などの会話を、私がよく行く居酒屋やカフェでは度々耳にします。

かつてはマスメディアが担っていた役割を、ソーシャルメディアが果たすようになってきているということが顕在化しているのです。

しかも、そういった会話には真実性を持つ根拠など全くなく、「多くの人から指示をされている」という理由だけです。

なぜそこまで、人々はソーシャルメディアを信頼するようになったのか。

それを知るためには、まず「マスメディア」「ソーシャルメディア」の情報の重点を知る必要があります。

マスメディアとソーシャルメディアの違い

マスメディア ・マスコミュニケーションの媒体。新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど。大衆媒体。
ソーシャルメディア・SNS、ブログ、簡易ブログなど、インターネットを利用して個人間のコミュニケーションを促進するサービスの総称。

意味としてはこのような違いがあります。

ここでの大きな違いは何か。それは、

1 情報の方向性

2 情報の重点性

マスメディアとソーシャルメディアでは上記の2点が決定的に違います。これを理解することは、ソーシャルメディアが既成の権威を揺るがすという根底を知ることに繋がります。

では、これらの情報の方向性を下記に示します。

【情報の方向性】 

≪マスメディア≫

・テレビやラジオ、新聞や出版社から不特定多数の受け手に対し、一方的に情報を流通させるもの。

≪ソーシャルメディア≫

・情報の発信者と受信者で双方向性があるもの。

つまり、二つには「一方的・相互的」という違いがあります。

一方的な情報から相互的な情報へ

昭和モデルではマスメディアのような一方的な情報流通しかありませんでした。もちろん、個人間でのやり取りや、道端で情報流通活動をしている人は多く存在しましたが、最も大きく国民に影響を与える手段としては、マスメディアを超えるものは存在しません

当時の人々は、マスメディアが放つ情報には「公的な意味合い含むもの」という認識を当然のように持っていたので、それを信じ、頼りにします。

例えば、第二次世界大戦の時には、国民はマスメディアの放つ情報を信じ、圧倒的不利な状態にあったにも関わらず、日本国の優勢という誤情報に操られ、ひたすらに戦っていました。

それが、平成となりソーシャルメディアの誕生によって、マスメディアの一方的に放つ真実性というものが怪しまれるようになったのです。

公的なものではないソーシャルメディアの情報は、始め人々の信頼を得ることができませんでした。しかし、群衆がその利用を当たり前とした今、ソーシャルメディア情報への真実性や信頼性は一気に上昇していくのです。

これは一方的な情報と相互的な情報の信頼関係が逆転し始めいていることを意味します。

 

 

 

なぜ人々はソーシャルメディアの情報を信じるのか

  

 

3「一方的な情報と相互的な情報」でもお話しましたが、現代これらには逆転の関係が見られます。では、なぜ逆転の関係になったのか。この理由を知ることが非常に大切です。

その原因として挙げられるのは、2「マスメディアとソーシャルメディアの違い」で述べた「情報の重点性」によるものだと考えられます。

簡単に言ってしまうと、マスメディアは「エリート」を重点とした情報。ソーシャルメディアは「素人」を重点とした情報だからです。

マスメディアが一個人の情報(専門家の情報)なら、ソーシャルメディアは多人数の情報(素人が共有した情報)です。一見してみると、専門家の情報が絶対のように感じますが、むしろ、多人数の情報の方が専門家による情報よりも強い真実性を表現することができます。人間の心理的な内容も踏まえますが。

例えば、ウィキペディアは素人による情報の結晶です。多数の素人が、その情報を累積的に更新していくことで、記事の精度を高めていく。

食べログなども、素人の口コミによって、そのお店の評価を適切なものにしていく。

このように、素人による情報の共有、そして、それを合意形成した内容を挙げることによって、これまでの権威ある専門家による解説を覆します

ここにあるのは間違いなく「エリートより素人の集合知を尊重する価値観」があります。そして、累積的な素人の集合知は新たな知の在り方を指し示すものでもあるのです。

また、一方的な情報であるマスメディアに関しては「表向きのこと」しか言いません。そこには本当の真実は隠されています。水面下の情報であるソーシャルメディアの方が、真実性があるのではないかと考えられるのもソーシャルメディの情報を信じる理由の一つです。

  

まとめ

 

今回はSNSの情報を既成の権威の知を揺るがすものとして、その実態をお話しました。マスメディアとソーシャルメディアの違いは

 

1 情報の方向性

2 情報の重点性

 

これら二つの違いにより、現代では、ソーシャルメディアの情報を信じる人が増えているのです。しかし、そうは言ってもまだまだマスメディアによる国民への影響は多大なもので、完全には逆転していません。更に、ソーシャルメディアの情報は、近年問題となっている内容の一つで、今回は国民がどちらを信じているのか、便りにしているのかという内容でしたが、本当の意味で真実性があるのはどちらなのかは今後検討しなければなりません。まだまだ、このSNSについては記事を書いていきますので、今後ともよろしくお願い致します。

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