【小論文の極意】これだけで大丈夫!小論文試験までにすべきこと。

 

今からできることをコツコツと行って、小論文試験に合格!


 

 

ここでは、小論文試験で自分の実力を本当に発揮するために、今からやるべきことについて解説をしていきます!

どんな試験でも、当日に力を発揮することができなければ、受かることはないでしょう。しかし、これはあくまで準備をしなかった場合です。正しい準備を適切な方法で、確実に実行することができれば、小論文の試験だけではなく、全ての試験に対応することができます。

 

そのため、ここでは対策の内容を2つに分けて説明をしていきます。
2つの視点は下記の内容です↓↓



「実力を発揮するための対策」

「小論文を書くための対策」

 

この2つの対策をしっかりとおこなっていくことで、当日に今までの努力を遺憾なく発揮することができます!
まずは、「実力を発揮するための対策」です。

 

 

 

 

実力を発揮するための対策

 

 

 

実力を発揮するために必要な対策は主にあります。この5つの内容を知って、今日から対策をしていきましょう!

 

 

 

周りをよく観察する

 

周りをよく観察することで、ものごとの変化に敏感になります。ものごとの変化に敏感になることは、小論文を書く際に非常に大切な要素です。小論文で取り上げられる内容は、周りをよく観察し、日々の社会現象について深く調べる習慣を身につけることで、小論文で問われるテーマに対して、適当な回答ができるようになります。

 

 

 

常に時間を意識する

 

小論文試験のみならず、全世界のほとんどの試験では時間制限があります。小論文の試験はだいたいの大学で60分となります。60分の試験でおおよそ600字から1000字くらいの文章を書かなければなりませんので、試験中の時間の配分は、小論文試験に合格するためにも、非常に重要な位置を占めています。こういった時間間隔は、試験の時のみ意識してもできません。日頃から時間間隔を意識しましょう。究極を言ってしまうと、試験中に時計を見なくても、60分間で「構成」「執筆」「推敲」が出来るようになってほしいくらいです。もちろん、文章を書かずに小論文における時間間隔は養うことができませんので、日頃からの意識と、書くことの積み重ねを忘れないようにしましょう!

 

 

 

新聞やニュースを見る

 

このことについては、学校や塾でも言われているはずです。「新聞を読みなさい!」「毎日ニュースを見なさい!!」など、うんざりするほどかもしれませんが、非常に大切な行動です。私達の生きていく環境の現状を知ることは、いわば問題発見の初歩です。小論文で求められている内容は、もちろん自分の主張を述べることですが、そこに含まれるのが「問題解決」です。つまり、日常にある諸問題を発見して、その解決案を自分の知見を使って述べていくということです。新聞やニュースを見ることは、「問題発見」をする際に大きく活躍してくれます。さらに欲をいうと、それらが発信してくれている内容について、深く考察し、自分なりの解決案を吟味していくことができれば、より質の良い内容にすることができるはずです。

 

 

 

気になったことはメモしておく

 

日常で何か気になったことなどがあれば、メモをとる癖をつけましょう!思いのほか検定や入試で問われるテーマは「日常に潜んでいる諸問題について」が多いです。日頃から周りをよく見て、観察することで、意外と答えに繋げることもできます。

 

 

 

とにかく書いて練習

 

書かないことには始まりません。文章力を鍛える一番の方法は、まず書くことです。書いて書いて書きまくって自分なりのテンポや表現の仕方などを見つけてほしいと思います。しかし、ただ「書きまくれ!」と言われても、どうしていいか分からないと思いますので、ここに確実に文章内容の質が向上する練習方法を載せておきます。この練習法は、とにかくあるお題に対しての「意見」「根拠」を記述しまくるというものです。お題はもちろん何でも良いです。例えば、「何で選挙権が18歳からになったのか?」「道徳教育の点数化は本当に良いのだろうか?」など、お題となる内容はそこら中にゴロゴロと転がっています。それを拾って、自分の考える意見とその根拠を述べるだけです。その時のポイントは、大体ルーズリーフ3行程度で書ききることです。長くても100字程度で書くことがポイントです。練習始めは、意見を書くことですら難しく感じると思いますが、次第に慣れていき、ものの5分程度でこれぐらいは書けるようになるはずです。慣れ始めたらまた違う練習に移りますが、それはまた次の段階になるため、別の記事にしたいと思います。

 

 

 

以上の内容が「実力を発揮するための対策」内容です。
この5つに関しては、小論文試験当日でいかに今までの技術的な学習を活かすことができるかにかかってきます。

次に紹介する技術的な対策を活かすためにも、上記の内容を意識しながら、日々を過ごしてほしいと思います!

では、次に、「小論文を書くための対策」について解説を行っていきます。

 

 

 

 

小論文を書くための対策

 

 

小論文を書くための対策は、小論文で必要な資質・能力を養うことです。
これに必要な資質・能力は主に3つです。1つ1つ見ていきましょう。

 

 

 

理解力を養う

 

小論文を書く上で「理解力」はとても大切な能力の1つです。なぜなら、小論文を作成する上で、一番初めに行うことが、「テーマ理解」だからです。このテーマ理解を適切にできていないと、せっかく書いた文章が、全て水の泡となって消えてしまいます。与えられたお題の理解ができるように、日頃から理解力を養う練習を行ってほしいと思います。しかし、理解力を養うための練習方法が分からないといけません。理解力を養うための手っ取り早い練習方法は、現代文の問題集を購入して、解きまくることです。これはなぜかと言うと、理解力は読解力を向上させることによって、高めることができるからです。そう考えると、大学入試に対応している問題集などを買って、その問題を解いたり、本文の要旨を考えたりすることは、読解力の向上を促進させ、同時に理解力をも向上させる結果となるのです。また、理解するためにはある程度の知識が必要です。実社会についての本を読むことをオススメします。
 
 

 

思考力を養う

 

文章の理解をしたら、次にその解決方法や改善策について自分の意見を考えなければなりません。自分の意見を、より質の良いものにするためには、考える力「思考力」が非常に大事になってきます。理解→思考→表現という流れで、文章の構成を考えていくのですが、理解ができても、思考がよくできないと、幼稚で平坦な内容の文章が生まれてしまいます。要するに、質の低い内容にならないためにも、しっかりと思考力を磨かなければならないということですね。ただ、どうしたら「思考力」を高めることができるのでしょうか。そもそも、思考力が高い人は、ものごとを冷静に分析して良い判断を下すことができます。そして、なによりも人付き合いなどが上手いです。これはなぜかというと、その場その場で、思考力を駆使して、臨機応変に対応しているからです。では、どのようにして、思考力を磨いていけば良いのでしょうか。驚くかもしれませんが、これは非常に簡単です。「困ったこと、面倒くさいことから逃げないようにする」です。人間は思ったよりもこのようなことから逃げてきています。「仕事の出来ない人は、仕事を後回しにする人である」こんな言葉をよく耳にしませんか?面倒くさいことを後回しにしたり、やらなかったりしていると、人間は考えるという力を失っていきます。これは結構身近にあることで、私達はある意味無意識のうちに思考をしていないときがあります。「困ったこと、面倒くさいことかた逃げないようにする」というのは、いわば、「思考することから逃げない」と同義ですね。日頃から「考えること」については貪欲でいられれば、自然と思考力は身についていきます。後は、毎日疑問に思ったことなどをノートに書き出して、その疑問に回答していくという作業を1日1回ずつ行うことができれば、思考力は身につきます。
 
 
 
 

表現力を養う

 

最後は「表現力」です。今まで頑張って考えてきた内容も、ここで失敗してしまうと、全てが台無しになります。ここは言うならばドミノを最後の一つまで並べ終わった状態と同じなのです。後1つ、しっかりと置くことができれば、非常に美しい最後が待っていますが、もし間違えてしまったときには、今までの努力は一滴の間もなしに崩れ去ってしまいます。自分が伝えたい内容にマッチした語句を選んで、適切な接続詞・接続助詞で繋いでいくことは、日頃から沢山の本や新聞を読むことはもちろん、とにかく書き慣れていくほかありません。多くの文章を書いて、多くの書き方を学んでいければ、良い表現をすることができるでしょう。
 
 
 
 
 

まとめ
   

いかがでしたか?
ここでは小論文試験までの対策について解説をしていきました。当日にしっかりと力を発揮することができるかどうかは、上記で述べた対策ができているかどうかになってくると思います。

何もせずに、ただ文章を書く練習だけしていては、合格する小論文を作成することはできません。

相手に自分の意見を伝えることができる。欲を言えば、自分の意見を共有することができる文章を書けるように準備をしていきましょう!!

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